ジョハリの窓を例にして考えた場合、人間がキャリアアップ(成長)していくための方法は2つあるということになる。一つは、自己の開示であり、二つめは、フィードバックといわれるものである。
一つめの自己の開示というのは、自分自身をオープンにする、ということである。職業の面からいえば、自分の持つ実力や適性などを他人にアピールしていくようなことである。また、二つめのフィードバックというのは、他人から自分自身のことについて、意見などをもらうということだ。他人の意見などを受け取ることで、自分自身を成長させることができる。しかし、こうして文字にすれば簡単なようであるが、他人の意見を素直に受け取ることは、けっこう難しいといえる。何故かというと、人間は、自分の欠点などを他人から指摘された場合、腹を立てたりして反発してしまうことが多いからである。しかし、そうしたときに感情的にならず、相手の云いたいことだけを理解して、云われた部分をなおすように心がければ、云ってもらったことのお陰で自分を成長させることにつながっていくのである。