キャリア・トランジションという、転機がもたらす変化を乗り越えるための「戦略」に関してのことだが、状況や自分自身、そして支援を把握したうえで、どのように変化に取り組んでいくかの基本的な方針をたてることになる。
また、人生上でもそうだが、仕事上でも変化や転機というものは必ず起きてくるものであり、それをどう乗り越えるか、によってその後の人生が変わってくる。実際の人生は、良いことが悪いことにつながったり、悪いことが良いことにつながったり、先の変化が予測できないものではあるが。転機を乗り越えるための一つは、転機を作り替える戦略であり、これは、歓迎することのできない出来事に対し、それを撤回したり、また、納得できるような条件を引き出すようにすることとなる。そして、2つめは、転機の意味を変える戦略ということになる。つまり、変化を前向きにとらえるということである。そして、3つめの受け止めるという段階では、転機を乗り越えるための戦略などを選択し、事実を事実として受け止め、前向きに善処するといった形になる。それから、変化を生かすことができるのかどうかは、豊かな選択肢や豊かな知識、そして主体性のある行動による、とシュロスパーグは云っているのである。